このボディーコアが弱り、身体にゆがみが生じることが肩こりや慢性疲労を引き起こすとされています。老年者によく見られる背中を丸めた姿勢もこの筋肉の老化が原因とされています。
ですから、弱ったボディーコアを鍛えることで活性化すればおのずと肩こりや慢性疲労が解消するだけでなく、老化による姿勢の悪化からも逃れることができるとされています。
ボディーコアを鍛える方法は、日常の動作の中で、常に良い姿勢を保ちボディーコアを意識することです。つまり、良い姿勢を保つことがトレーニングになるんです。
インナーマッスルは、強い力を加えても鍛えることができないのです。強い力を加えようとするとインナーマッスルの外側のアウターマッスルが働いてしまうんです。ですから、アウターマッスルが働かない程度の弱い力を継続的に加えることでのみインナーマッスルを鍛えることができるんです。
良い姿勢を保とうと体の内側に意識を集中させるというおよそ筋肉トレーニングとはいえないことでボディーコアを刺激して鍛えることができるんです。
ボディーコアのインナーマッスルを鍛えるには日常のほんのわずかな時間で充分です。例えば、駅で電車を待っている間、ホームで立っている時に、顔は正面に向けてまっすぐ背筋を伸ばした状態を保つことを意識的に行うことでいいんです。
さらに、腿上げなども良いようです。なるべく階段を使い、駅の階段などを一段飛ばしでゆっくり上がるなどは良いようです。
ボディーコア以外のインナーマッスルは、例えば、四十肩予防のため肩のインナーマッスルを鍛えるには、左右に開いた腕を上下に動かすだけでも充分です。
何か重いものを持つなど負荷をかけるとアウターマッスルが働いてしまいます。自分の腕の重さぐらいが限度だと考えて間違いはないでしょう。つまり、自分の腕を持ち上げる運動をするだけで良いんです。
さらに、筋肉を鍛えるということは筋肉をつくりだすことです。ですから、筋肉の主な材料であるアミノ酸「BCAA」を摂取することも有効です。BCAAはバリン・ロイシン・イソロイシンの3つのアミノ酸のことです。運動習慣のない人の場合、2000mg/日以上の摂取が望ましいといわれているようです。
ただし、過剰な摂取は腎臓に負担を与えるので注意が必要です。もし過剰に摂る恐れがあるときは、遊離アミノ酸のオルニチンを摂ることをおすすめします。これは、その負担を緩和してくれるようです。
最近は、インナーマッスルを鍛えるとして、いろんなものがあるようです。インナーマッスルベルトなどもそのひとつですが、効果のほどはわかりません。
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